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季節の話

入道雲とお日さま

お日さまと入道雲が話をしていました。

入道雲  「さあ!いよいよぼくたちの出番だね」
お日さま 「そうね、いそがしくなるわよ!」
入道雲  「今年は思いっきり大きくなるぞ!
       さあて、何の形になってやろうかな。
       楽しみだなあ!」
お日さま 「私も楽しみだわ。
       ひまわりさんには黄色を沢山届けなくちゃ。
       朝顔さんには紫とうす桃色を届けるのよ。
       そうそう、スイカさんには緑と真っ赤を届けなくちゃ。」
入道雲  「ぼくにはまっ白をくださいね」
お日さま 「ええ!もちろん」

するとその時 「おいおい、おれを忘れちゃいけないよ」
そう言ってやってきたのは夕立でした。

入道雲  「そうだ、夕立さんを忘れてた。
       夕立さんが降ってくれなくちゃぼくの出番はないんだ。」
夕立   「そうさ、おれが一番先さ」

するとお日さまはそれを聞いて、しばらくじーっと何かを考えていましたが、そのうち

お日さま 「いいえ、やっぱり私が一番先です。
       だって”晴れた空がにわかに曇り、そして夕立がザーっと降ってきました”
       って言うじゃありませんか。」
入道雲  「にわかに曇り?じゃあぼくが二番目だ。」
夕立   「いいや、おれが一番先だ。」
お日さま 「いいえ、私が一番先です。」
入道雲  「もしかするとぼくが一番先かもしれないよ。」

「いいやおれだ」「私よ」「ぼくだ」「おれだ」「私よ」「ぼくだ」

とうとうケンカになってしまいました。
そこでじゃんけんで順番を決めることにしたのです。
「じゃん!」「けん!」「ぽん!」
さあて、誰が勝ったのでしょうか?
七月の空、元気になりそうですね、見ていてください!!








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